どせいさんみたいになりたい。

2016年3月第1子出産!絶賛ぼっち育児なう!

大部屋でボッチ

入院して約3週間、産科の患者なのに口腔外科やら胃腸外科病棟で生活し、心細い思いをしながらやっと産科病棟に戻って1週間。


甘かった。
ここ女の園だった。

古株の女性達と同室(in大部屋)になるも、何かをミスったらしく、輪に入れていない。
天気良いですねーとか、美味しいですねーとか、何でもないことちょっと話せれば良かったんだけど。
いや別にいいんですけど。
自分そーゆーの余裕だと思ってて、うっかりつまづいちゃってビックリしてるだけだし。
全然泣いてなんかいねーし。
まじ全然泣いてねーし。
あああ。
あああああああ、おうち帰りたい。

おーうーちーかーえーりーたーいー。

そんな日々の中、友達、元の職場の先輩、お世話になってたエステシャンさんから、それぞれ本当に優しいメールやLINEをいただきました(この状況を知らせてもいないのに)。
旦那くんも実家の母も、私のモチャモチャした電話に付き合ってくれて。
不甲斐ない母ちゃんを叱咤してくれているのか、名も無い腹の子は2.30分置きに昼夜関係無く膀胱や筋腫(低置胎盤のみならず子宮筋腫持ち)を的確に蹴ってくれます。

充分恵まれているはずなのに、何故こうも心が揺れるのでしょう。
マタニティブルーで済む話しかもしれないけれど、この機会に強くなりたい。

元職場の先輩2名様からのメール&LINE。
お二人とも私の体調を気遣ってくれた他、お一人は彼女の次年度の更新(私達は年度契約の非常勤職員でした)が決まり、私の復帰も期待してくださっているとのこと。
もうお一人は夏に出産予定日の妊婦さんで、胎動の喜びや、大きいお腹を抱えてお仕事を頑張っていること。
…私は転職してすぐ妊娠してしまい、彼女達も家庭があるため、勤務後や休みの日などプライベートで関わりはまるでありませんでした。
(もちろん仕事では滅茶苦茶お世話になってぃした。)
なのに、何のメリットも無いはずの私に、優しさオンリーの連絡をくれる…。

エステシャンさんからのメール。
『いつも何処か不安で、自信が無く、心がザワついていた大友さん。
(お子さんが産まれるのだから)もう不安な気持ちを振り払い、勇気を出す時ですよ。
不安を振り払って空いたスペースに、今度は家族全員で幸せになる覚悟を持つ事が、これからの大友さんに必要な事で、まさにタイミングの時です。』
彼女がこの状況を知っている訳でも無いのに、励まされてしまいました。

そして今日は、友達がまたお見舞いに来てくれて。
彼女は彼女で色んなことに心揺らされていて、そして私も漸く初めて、この状況を人に打ち明けることができて…。
お互いについてタハハと笑い。

それでも夜になると、不安で孤独で泣きたくなってしまいます。

学生時代や社会に出たばかりの頃ならいざ知らず、今年でもう35歳(!)になるのに。
誰だよ高齢妊婦は精神的に安定しているって言ってたやつ。
これは母親になるための、最後の試練なんでしょうか。
そしてどうでもいいけど「神様は乗り越えられる試練しか与えない」と言い出したのもどこのどいつなのか。
最愛の人を酷い状況で亡くした方の前でも、その言葉が吐けるのか。

話しがズレた。

なにはともあれ、お腹の子はあと1週間で誕生します。

しかしまさかのボッチ体験で、この大部屋から抜け出せるのなら、帝王切開どんとこいとさえ思っている私もいる。
神様がいるとしたら、なんつー采配なんだよ。
もっと他にやり方あるだろ。

振り払うこと、勇気を出すこと、覚悟を持つこと。
タイミングの時。

…少なくとも、今優しくしてくれている人達を大事にしなければ。
敬意を持って。